ユーチューバーはテレビのお偉さんチェックを受けてないから面白い。


僕がはじめてYouTubeのチャンネル登録をしたのは、2013年のこと。最初に登録したチャンネルはPDRさん。

そのころはまだ、ユーチューバーとテレビタレントさんはまったくの別物で、YouTube自体を見ている人も少なかった。

ユーチューバーはマニアックな人たちにとっての有名人だったし、有名タレントさんは国民的な人気者だった。

が、昨年辺りから、テレビで有名な人がどんどんYouTubeチャンネルを開設している。明らかにYouTubeの世界が変化している。

先頭を切って、この流れを作ったのは藤田ニコルさんだと思う。2019年の2月、彼女がチャンネルを開設すると、一夜にして50000人が登録した。


それまでも著名人のYouTubeチャンネルはあったけど、藤田ニコルさんのチャンネルは、スッピンからメークしますみたいな内容で、とてもYouTube的なパーソナルなものだった。

すでに同じような内容の動画を配信している、いわゆるビューティー系のユーチューバーさんはいた。でも、そういうユーチューバーさんが何年もかけて獲得するサブスクライバー数を、藤田さんは一瞬で得てしまったのだ。

その後は、有名人が続々とYouTubeチャンネルを開設していて、江頭2:50さんのチャンネルも、すでに登録者数100万に達している。

が一方で、毎週のようにテレビに出ている有名人なのに、その人が開設したYouTubeチャンネルはそれほど観られていない、という人も中にはいる。

毎日テレビに出てる人がYouTubeを始めても、テレビと同じように視聴者を獲得できるとは限らない。

むしろ、この人はテレビでは有名なのに、YouTubeやるとこの程度なのね、本当は人気なかったのねという人と、この人テレビでもともと人気者だったけど、YouTubeでもたくさん観られているから、やはり本当に人気があったのね、という人に2
種類のタイプに区別されてしまうと思う。

テレビのレギュラーを獲るというのは、事務所の先輩や偉い人、テレビ局の偉い人など、偉い人たちのスクリーニングを経てそこに辿り着くということであって、その意味では、すごく政治的なプロセスだ。


YouTubeはそうではない。もちろん、YouTubeだって公序良俗に反するようなことはできないけど、基本的には自分の判断だけで、勝手に始めることができる。

テレビに出まくってる人気MCなんかは、YouTubeを始めることで、その人の本当の面白さや人気がバレてしまう。だから、こらからも、テレビで有名な人のすべてがYouTubeチャンネルを開設することはないだろう。

YouTubeが直接民主主義だと言われるのは、そういう意味なのです。



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